建設業振興基金と全国建設産業教育訓練協会は、8月24~26日の3日間で、建設業の施工実務を体験できる全国初の教員免許更新講習を開く。富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)を会場に、ゼネコン、専門工事業、ハウスメーカーらを交えたグループディスカッション、現場実習(墨出し、配筋、型枠、型枠解体など)などを受講できる。
教員免許には2009年4月から更新制が導入され、更新時に30時間以上の講習を受講することが求められる。今回の講習は、7000プログラムが開設されている更新講習のうち、建設施工の実務を体験できる初の講習として、5月に文部科学省の認定を受けている。
24~26日の3日間で、建設現場の経験が少ない教員に富士教育訓練センターの講師らが実践的に現場実務を指導する。ゼネコンや専門工事業の現場実務者に加え、振興基金の内田俊一理事長を交えたグループディスカッションも行い、現場の生の声を体験してもらう。
受講費用は1万9280円(宿泊・食事代込み)。受講の申し込みと問い合わせは、建設業振興基金・電話03(5473)4572。