▲写真は作業の模様、参加した青年部メンバー
都城電気工事業協同組合の青年部(森下正臣青年部長)は、青年部に於ける地域貢献活動の一環として、8月4日に九州北部豪雨災害の支援金寄付に係るボランティア活動を行った。電気工事の現場で発生する屑電線を事前に回収した上で、その価値を高めるための電線の皮むき作業を行い、リサイクル業者に搬送した。
青年部では毎年、地域貢献活動として河川の清掃やイルミネーション設置等に取り組んでいるが、その中で、ことし7月に福岡県及び大分県に甚大な被害をもたらした九州北部豪雨の被災地に対する支援を模索。その結果、現場で発生する屑電線を活用した支援金寄付活動に取り組むことを決めた。
作業前に挨拶に立った森下青年部長は、電線回収に対する各社の協力に感謝の辞を述べるとともに、「集まった屑電線を分別することで買取額は大きく変わってくる。少しでもその価値をあげるべく、本日の作業に力添えをお願いしたい」と述べ、参加者一同に対して理解と協力を求めた。
電線の皮むき作業に全員で取り組み、リサイクル業者へ買い取りを依頼すると、当日までに集まった屑電線は約254㎏(換金額10万1078円)に達した。組合では、九州北部豪雨災害への義援金として、支援金の受付窓口である宮崎日日新聞社を通じ、被災地へ寄付を行う予定でいる。
ボランティア活動の参加企業は以下の通り=▽飯山電業▽内村電設▽永幸電設▽栄進電工▽九州電通建設▽九南▽霧島電設▽杉本電気▽トーエイ電設▽ヤマトボーデン。