厚生労働省と中央職業能力開発協会は、ものづくり技能を競う「第12回若年者ものづくり競技大会」を8月3日と4日の両日、名古屋市中小企業振興会館を主会場に愛知県内の4施設で開催する。
一部の職種は7月30日から先行して競技を行う。今大会には443人が出場。木造建築物の墨付け・加工・建方(たてかた)などを行う「建築大工」など15職種の技能を競い合う。女性選手も昨年度より4人多い53人が14職種に出場する。
「若年者ものづくり競技大会」は、工業高等学校や職業能力開発施設などで技能を習得中の若年者(原則として20歳以下の未就業者)を一人前の技能労働者に育成することを目的として開催している。愛知県では、2019年度に技能五輪全国大会、20年度に技能五輪全国大会とアビリンピックの開催を予定している。
建設関係の競技職種に出場予定の選手は、以下の通り。カッコ内は女性選手▽電気工事29人(1人)▽木材加工27人(6人)▽建築大工44人(3人)▽造園16人(6人)。