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新人技術者が業務の基礎学ぶ 宮崎県電業協会が講習会

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▲写真は講師を務めた徳久氏、講習会の模様

 一般社団法人宮崎県電業協会(牛島宏会長)は3日、宮崎市内で平成29年度の技術講習会「新人教育―電気設備」を開催した。県内各地から集まった55人の受講者は、電気設備概論のほか、新人技術者の業務の基礎となる基本的な知識や法令等について熱心に学んだ。

 宮崎県電業協会では、電気工事に於ける品質確保等の観点から、広く電気関係技術者を対象とした講習会を毎年開催している。今回の講習では、電気設備概論のほか、新人技術者の業務の基礎となる設計、積算、施行に関する基本的な知識や、必要不可欠な法令等について解説を行った。

 主催者を代表して挨拶に立った田之上正春技術委員長は、電気工事業界に於ける技術者の高齢化や若年者の入職減少等による技術者不足を課題として挙げ、若手技術者の確保及び育成の重要性に言及。「本講習会で新人技術者の業務の基礎となる知識や法令を学び、今後の実務に生かして欲しい」と述べた。

 講師を務めた株式会社九電工技術本部技術管理部の徳久照氏は、日本電設工業協会がまとめたテキストと内容に沿ったスライドを用いながら説明を行い、電気設備概論や基礎知識、法令等について分かり易く解説を行った。