梅雨前線の影響に伴い6月20日に国道220号(日南市宮浦)で発生した斜面崩壊被害の復旧に関して、国土交通省宮崎河川国道事務所(鈴木彰一所長)は3日、迅速な応急復旧に功績のあった23社に感謝状を贈った。
災害対策本部は21日早朝から現場状況を確認。地元業者等の協力の下、同日より斜面上部にある転石の除去や道路上に堆積した土砂の撤去に着手し、23日からは遠隔操縦式バックホウを用いた土砂撤去工事に取り組んだ。
6月26日時点で崩壊土砂の撤去を完了し、仮設防護柵の設置等に着手。降雨の続く中、24時間体制で応急復旧作業を実施し、被害確認から8日後の6月28日13時から片側交互通行により被災箇所を開放させた。
受賞企業は、▽富岡建設▽龍南建設▽永野建設▽日南建設▽日本地研▽国土開発コンサルタント▽ダイニチ開発▽松本建設▽戸敷・緒方経常JV▽松浦・谷口・東浜経常JV▽河野組▽藤元建設▽フジタカ車輌▽都北産業▽フジタ▽清水組▽木村建設運輸▽ケーネス▽高木デンシ▽恒富電業▽柳井電機工業―の21社。