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1級土木施工実地試験合格へ 技士会が受験準備講習

 宮崎県土木施工管理技士会(藤元建二会長)は、平成29年度1級土木施工管理技術検定に係る実地試験の「受験準備講習会」を8月末から9月上旬にかけて開催する。学科試験の合格者を対象に、8月25日まで受講申し込みを受け付ける。

 近年の実地試験合格率は全国平均で30%台と厳しい水準にあるが、4日間の集中講義を通じて、受講者全員の合格者を目指す。講習会では、実地試験の記述問題に対する理解力を身に付けるため、問題演習や施工経験の記述演習などに取り組む。

 開催日は8月30日~31日と9月6日~7日の計4日間。会場は宮崎県建設会館で、時間はいずれも9時から17時まで。講習会は土木施工管理技士会連合会のCPDS認定プログラムとなる。

 カリキュラムは、▽初日=建設副産物・コンクリート・安全管理▽2日目=品質管理・土工▽3日目=ガイダンス・施工計画・出来形・安全管理・環境保全(経験記述含む)▽最終日=品質管理・工程管理・建設副産物(経験記述含む)―など。

 指定図書(1級土木施工管理技術検定実地試験問題解説集/地域開発研究所発行、定価3672円)の代金を除く受講料は、正会員及び賛助会員が2万5000円、非会員が2万9000円。今年に1級学科講習を受講した者は1万5000円とする。

 受講希望者は所定の申込用紙に必要事項を記入し、8月25日までに申し込むこと。詳細はホームページに掲載している。申し込み及び問い合わせ先は、宮崎県土木施工管理技士会(電話0985-31-4696、FAX0985-31-4697)。

《講習の開催案内》