国土交通省が全国８都市で開いていた「ブロック監理課長等会議」（入札契約担当課長会議）が６月２９日の中国ブロックで終了した。今回は参加した全４７都道府県と「効果的なダンピング対策の徹底」「施工時期等の平準化」「社会保険等加入対策」に一致して取り組むことを申し合わせた。
監理課長等会議は、都道府県の監理課長や契約担当課長を集め、半期に１度開催しているもの。会議では、国交省と各都道府県が、担い手３法をさらに浸透させるため「効果的なダンピング対策の徹底」「施工時期等の平準化」「社会保険等加入対策」に取り組むことを申し合わせた。
ダンピング対策では、低入札価格調査制度と最低制限価格制度を未導入の市町村に対し、国交省・都道府県が協力して制度導入を働き掛けることを確認。都道府県の発注工事に加え、管内の市町村にも社会保険加入対策の強化を呼び掛けることで一致した。