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宮崎市に寄附金贈呈、小学校トイレ洋式化も 江坂グループ

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▲写真は各社の代表、贈呈式の模様

 建築資材卸売り等の合資会社江坂商会、建設工事業の江坂設備工業株式会社及び株式会社新江設備で構成する江坂グループ(鳥山浩会長)は、宮崎市と日本赤十字社宮崎市地区に寄附金を贈呈した。鳥山会長ら3社の代表が18日に宮崎市役所を訪ね、戸敷正市長らに目録を贈呈。戸敷市長は寄附に対する感謝状を各社に贈った。

 寄附金は、市民活動及び文化活動の振興を目的とする「宮崎市市民活動支援基金」と「宮崎市文化振興基金」に対して、グループ3社が毎年贈っているもの。関係事業に役立ててもらおうと、日本赤十字社宮崎市地区に対しても寄附を行っており、ことしは宮崎市社会福祉協議会に対しても寄附金を贈った。

 また、江坂設備工業が2年後に創業50周年を迎えることを踏まえ、同社はことし、市内小学校のトイレ洋式化を推進する「スマイルプロジェクト」をスタート。その初弾として、宮崎市立西池小学校の男女1組のトイレを無償で洋式トイレに改修するボランティア活動にも取り組んだ。

 贈呈式では、江坂グループの鳥山会長、江坂商会の鳥山純代代表社員、江坂設備工業の鳥山貴生専務取締役が、寄附金及びスマイルプロジェクトに関する目録を贈呈。戸敷市長は、長年にわたる各社の寄附に加え、インフラ整備や災害対応についても謝意を示し、「貴重な寄附金を市のために活用させていただきたい」と述べた。

 江坂グループの鳥山会長は、先代の意志を受け継ぎ、利益を地域に還元するための寄附を継続していく考えを示すと共に、「思っていた以上に子供達が喜んでくれた」とスマイルプロジェクトの成果を笑顔で話した。同社はことしの夏休み期間を活用し、宮崎西小学校と檍小学校でもプロジェクトに取り組む予定でいる。