総務省は、災害対応の強化が求められる公的拠点にＷｉ－Ｆｉ環境を整備する地方公共団体等に費用の一部を補助する「公衆無線ＬＡＮ環境整備支援事業」の補助金交付先として、▽小林市▽高鍋町▽木城町▽都農町▽椎葉村―の５団体を決定した。
防災上の観点から、防災拠点や公的拠点に公衆無線ＬＡＮ(Ｗｉ－Ｆｉ)の環境整備を行う地方自治体に対して、無線アクセス装置、制御装置、電源設備、伝送路設備等の整備に要する費用の一部を補助する。
対象拠点は、最大収容者数や利用者が一定以下の▽防災拠点＝避難所、避難場所(学校・公民館等)、官公署など▽災害対応強化が求められる公的拠点＝博物館、文化財、自然公園など。補助率は２分の１以内(３分の２以内)とする。
県内の採択自治体は次のとおり(①事業費②補助金額、単位＝千円)＝▽小林市①１３，７２１②７，５４６▽高鍋町①７，４５９②３，７２９▽木城町①４，４６４②２，２３２▽都農町①１０，３５７②６，９０４▽椎葉村①８，３４０②５，５６０。