国土交通省九州地方整備局は、ことし１０月から１２月にかけて九州各県で「新技術・新工法説明会」を開催するにあたり、プレゼンテーションの実施及びブース展示を希望する企業を７月１２日から８月１０日まで募集する。宮崎会場の説明会は１１月１０日に宮崎市民文化ホール(定員２００人程度)で開催する。
国土交通省や地方自治体の職員、民間企業の技術者等を対象として、社会資本整備に寄与する新技術や新工法を広く知ってもらい、公共工事での新技術の更なる活用を図ると共に、新たな技術開発を促進することが目的。新技術情報提供システム(ＮＥＴＩＳ)の活用状況やｉ－Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ等に関する説明も行う。
募集技術数は、各会場ともにプレゼンテーションが２０技術、ブース展示が２０技術。対象は平成２９年７月１２日現在でＮＥＴＩＳに登録されている技術とし、１企業で複数技術を応募できる。応募はプレゼンテーションとブース展示のセットを基本とするが、いずれかのみの応募も可能。
聴講希望調査等を踏まえてプレゼン及びブース展示技術を選定し、９月中旬を目途に選定結果を通知する。選定にあたっては、九州で登録された技術かつ九州に本店がある企業を優先する場合がある。プレゼンの時間は１技術１０分程度。プレゼンやブース展示のパネル等、技術概要資料の作成費用は出展者が負担する。
プレゼン及びブース展示の希望者は、九州地方整備局のホームページからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、８月１０日までに一般社団法人九州建設技術管理協会久留米業務室の担当部署(電話０９４２－４６－３２３２、メールshingijutsu@kyugikyo.or.jp)へ申し込む。
一方、聴講希望に関しては、プレゼン及びブース展示技術が決まり次第、参加申し込みの受け付けを開始する。時期は１０月頃を予定している。
説明会の開催概要や展示技術の募集要領等は、九州地方整備局のホームページで確認できる。問い合わせ先は、九州地方整備局企画部機械施工管理官及び港湾空港部海洋環境・技術課(電話０９２－４７１－６３３１／内線３１３２・６２４４３)、九州技術事務所技術開発対策官(電話０９４２－３２－８２４５／内線３０２)。