社会資本整備や維持管理の現場を大人から子供まで広く知ってもらおうと、国土交通省九州地方整備局は、各事務所で実施している現場見学等の情報を紹介するホームページ「インフラツーリズム、今見てほしい九州の土木」を更新した。
特徴あるインフラ施設を観光資源として活用し、地域の振興や活性化を目指すインフラツーリズム。ホームページでは、個人・団体向けとして、見学対象となる工事の概要や見学可能日時、募集人数、申込み締め切りを紹介している。
既に完成している土木施設の見学情報や、各地で行われている体験学習の情報も掲載。このほか、旅行業者用(インフラツアー企画向け)として、見学が可能な工事現場や土木施設の情報も提供している。
宮崎県内の対象施設は、工事現場見学が▽東九州自動車道清武~日南▽国道218号高千穂日之影道路▽日向市細島港―の3箇所、施設見学が▽五ヶ瀬川水系の隔流堤(延岡市須崎町外)▽五ヶ瀬川堤防上の畳堤(延岡市北町外)―の2箇所など。
東九州自動車道(宮崎市赤木外)では、芳ノ元トンネルや赤木橋上部工の施工状況、高千穂日之影道路(日之影町)では平底トンネルの施工状況、日向市細島港(日向市日知屋)では南沖防波堤のケーソン製作工事の模様などをそれぞれ見学できる。
九州地方整備局のインフラツーリズム「今見てほしい九州の土木」のホームページアドレスはhttp://www.qsr.mlit.go.jp/n-torikumi/kyushu-doboku/。