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10月1日~7日まで全国労働衛生週間 厚労省

 厚生労働省は、2017年度「全国労働衛生週間」を10月1日~7日まで実施する。68回目となる今年のスローガンは、一般公募に応じた村井俊明さん(新潟県)の「働き方改革で見直そう みんなが輝く 健康職場」。

 9月1日~30日までの1カ月間を準備期間とし、各職場で職場巡視やスローガン掲示、労働衛生に関する講習会・見学会の開催など、さまざまな活動を展開する。

 労働衛生の分野では、労働人口の3人に1人が治療をしながら仕事をしているなど、疾病やけがの治療と仕事の両立が大きな課題となっている。また、職場におけるメンタルヘルス対策や過重労働、化学物質を原因とする健康障害の防止などが重要な課題となっている。

 本年度の全国労働衛生週間では「働き方改革実行計画」(17年3月働き方改革実現会議決定)に基づく、治療と仕事の両立支援の推進や、改正労働安全衛生法に基づくラベル表示、安全データシート(SDS)の公布などを周知する。

 化学物質による健康障害防止対策の徹底や、ストレスチェック制度を含むメンタルヘルス対策と過重労働対策の推進、さらに、今年から開始した「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」(5月~9月)の推進による職場の熱中症予防対策の実施を重点的に啓蒙する。