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川南PA隣接地に利便施設整備 今年度に整備計画策定へ

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▲施設のイメージ図

 川南町は、東九州自動車道の川南パーキングエリアに隣接する町有地を活用した、地域振興の核となる利便施設の建設を計画している。地元関係者らで構成するワークショップ会議を月1回程度開き、そこで寄せられた意見等を踏まえ、今年度に施設整備計画をまとめる考え。計画策定に係る支援業務を今夏にも発注する予定でいる。

 川南PAの利用者ニーズに対応すると共に、官民一体となってまちづくりに対する機運を盛り上げ、地域の活性化に役立てることを目的に整備を計画するもの。川南PAに隣接する町有地に、高速道からも一般道からも利用できる物販・飲食等の利便施設と、一般道用の駐車場等を整備することを想定している。

 構想の具体化に向けて、施設の運営や経営に意欲のある事業者・関係団体で構成するワークショップ会議のメンバーを今月21日まで募集する。会議では、利便施設の内容や規模、運営主体等を具体的にイメージしながら、施設の設計や運営者の選定、施設整備に必要となる事項等について多様な視点から意見・提案してもらう。

 ワークショップ会議で寄せられた意見や提案を踏まえ、同時進行で施設整備計画の策定に取り組む。川南町の平成29年度当初予算には「地域活性化拠点施設整備検討業務委託料」として992万円が盛り込まれており、整備計画策定に係る支援業務の入札を今夏にも指名競争で行う見通しでいる。

 今年度に施設整備計画をまとめ、その内容を施設の設計業務や運営方針等に反映させる考え。計画が順調に進んだ場合、来年度にも着工する見通しでいる。