▲写真は表彰式の模様
日本建設業経営協会（日建経、原眞一会長）は７月５日、日建経会員技術フォーラムを開き、３０事例の技術を発表、この中から生産性向上などに特に効果があるとして会長賞７件、審査員特別賞２件を選定した。会員企業の技術者ら１８６人が参加した。
２０１７年度のフォーラムには事前に３８件の応募があった。この中から土木１２件、建築１８件の計３０件を優秀賞に選定、同日発表した。
受賞した技術と企業、担当者は次の通り（敬称略）。
【会長賞】▽東名高速道路通行止め工事でのリスク管理と工期短縮（守谷商会、藤澤秀幸）▽天井耐震化工事に伴う膜天井（東鉄工業、中弘幸）▽市街地での大深度掘削工事における鋼管山留工法の採用による工期短縮（ナカノフドー建設、金井譲士・平澤亮太・泉幸一郎）▽柱状改良自立山留工法の採用による工期短縮（ナカノフドー建設、児島正章・黒木文明）▽バックホウ接触防止制御システムを利用した橋梁下部の掘削（みらい建設工業、田平一平・松永秀彰・行平文彦）▽ＣＦＴ造充填コンクリートの施工方法の改善事例（ナカノフドー建設、片山博貴・冨田真生・保科優）▽音楽堂ホールにおける多角形勾配天井の施工の工夫（守谷商会、中村泰浩）
【審査員特別賞】▽遠距離における基礎捨石のガット船誘導と丁張測量方法について（みらい建設工業、上村哲也・荒木厚史・的場敬）▽地下埋設物と近接した土留め施工について（馬淵建設、本多博）。