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想定外の災害にどう備えるか 7月4日に建設TRF

 建設業の複業化による雇用の維持や新技術の開発に挑戦する全国の建設業者で組織する建設トップランナー倶楽部(代表幹事・米田雅子慶應義塾大学特任教授)は、「地域建設業は想定外の災害にどう備えるか」をテーマに第12回建設トップランナーフォーラムを7月4日(火)、イイノホール(東京都千代田区内幸町2-1-1)で開く。

 フォーラムは3部構成。第1部は「災害時にどう備えるべきか」をテーマに、「北海道・台風豪雨災害への対応」について斉藤和之氏(斉藤井出建設社長)、「糸魚川大火災における対応」について後藤幸洋氏(後藤組社長)が報告する。

 さらに「復業による地域の保全」をテーマとする第2部で、「農林業再生による奥飛騨の保全」について和仁松男氏(和仁建設会長)、「農林水産業再生による隠岐島の保全」について吉崎博章氏(吉崎工務店社長)が話す。

 そして「災害対応における新しい動き」がテーマの3部で、「東日本大震災後の仙台市地域防災協定」について深松努氏(深松組社長)、「無人飛行機での災害現場の撮影」について山﨑健吾氏(山﨑建設社長)が講演する。

 第4部はパネルディスカッション。大石久和氏(国土技術研究センター所長・土木学会次期会長)、沖修司氏(林野庁長次長)、砂子邦弘氏(北海道空知建設業協会会長)をパネラー、米田雅子氏をコーディネーターに「地域建設業は想定外の災害にどう備えるか」を話し合う。

 全国建設業協会や地方建設専門紙の会などが後援。入場無料。時間は午後2~6時。参加を同倶楽部のホームページ(http://www.kentop.org/)で受け付けている。