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6月8日に展示設計の入札 遊古館展示スペース整備

 宮崎市が今年度から新規に取り組む生目の杜遊古館展示スペース整備事業に関して、市は6月8日に指名競争で「生目の杜遊古館展示設計業務委託」の入札を執行する。履行期限は30年3月16日まで。税抜の公表価格は1103万4000円とする。

 市がまとめた歴史資料館の再配置計画に基づき、みやざき歴史文化館の収蔵以外の機能を生目の杜遊古館(大字跡江4200番地3)に統合するため、生目の杜遊古館を改修し、歴史資料館スペース(展示施設等)を整備するもの。

 具体的には、生目の杜遊古館埋蔵文化財センター内の研修室及び収蔵庫の一部(284m2)を展示室へ改修するほか、情報・図書コーナー(30m2)を事務スペースに改修するにあたり、これに必要となる展示設計業務を委託する。

 なお、展示室内装や空調・電気設備工事に係る建築設計業務に関しては、今年度第3四半期に別途入札を行う予定でいる。

 宮崎市の平成29年度当初予算には、有識者検討会議の開催や展示及び建築工事の基本・実施設計に要する費用として総額2000万円が計上されている。