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大手50社の工事受注総額 4月は前年比0.2%減

 国土交通省が行った建設工事受注動態統計調査で、大手建設会社50社の4月の受注総額は0.2%減の9819億円と5カ月ぶりに減少した。製造業からの受注が落ち込んだことにより、民間工事の受注総額が2.2%減少。公共工事は、国の機関が11.2%減、地方の機関が10.3%増と明暗が分かれた。

 民間工事の受注総額は、2.2%減の6468億円と先月の増加から再びの減少。製造業からの受注が23%減の1375億円、非製造業からの受注が5.5%増の5092億円となった。

 公共工事の受注総額は5.6%減の2442億円と2カ月連続で減少した。国の機関は11.2%減の1705億円、地方の機関が10.3%増の738億円だった。

 海外工事は273.8%増の505億円で、3カ月連続して増加した。