建設ネット企画画像 四角 四角

工事検査の指摘事項など学ぶ 串間市で技術研修会

■ 串間市建設業協会や、技士会串間支部が主催

 串間市建設業協会と青年部、宮崎県土木施工管理技士会串間支部が主催する平成29年度の「技術研修会」が、22日に串間市建設会館で行われた。研修会では始めに、技士会の河野義也支部長が挨拶を行い、講習会の要点を説明した。

 講習では、串間土木事務所の鈴木宣生工務課長が平成29年度の管内執行事業を紹介。宮崎県の工事検査専門員である春山聡史氏が一般土木について、池田昭仁氏が農業土木について、工事検査における指摘指導事項をそれぞれ説明した。

 講習後に行われた質疑応答では、工事事前調査や写真管理の簡素化、検査時に提出を求められる書類の様式、総合評価落札方式における評価項目の内容などについて参加者から多数の質問が寄せられ、県の担当者が回答した。
 このほか、講習会に合わせて行われた表彰式では、技士会串間支部表彰を受賞した竹本利彦(畑山建設)と小林祐太氏(高橋工務店)に河野支部長から表彰状が贈られ、両氏が現場等における体験談を発表した。