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法人化30周年を盛大に祝う 宮崎県警備業協会が記念式典

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▲記念式典の模様

 一般社団法人宮崎県警備業協会(齊藤幹生会長)は23日、協会法人化30周年の記念式典と懇親会を宮崎市内のホテルメリージュで開催した。多数の協会員に加え、宮崎県警察本部生活安全部の戸髙誠一部長、宮崎労働局労働基準部監督課の福山栄隆課長、衆議院議員の武井俊輔氏が来賓として臨席し、協会法人化30年の節目を盛大に祝った。

 記念式典に先立ち行われた表彰式では、警察庁長官・全警協会連名表彰伝達が行われ、川畑謙治氏(南九州システム)が教育関係等功労者を受賞。県警本部長・宮警協会長連名表彰では、特別功労者表彰を受賞した▽F・Cガード▽企業警備保障▽九州ガードシステム▽セコムジャステック宮崎▽セコム宮崎▽日本通運宮崎警送事務所▽南日本警備保障▽宮崎綜合警備―の8社に対し、齊藤会長から表彰状と記念品が贈られた。

 主催者を代表して挨拶に立った齊藤会長は、法人化30周年を迎えられたことについて、協会会員及び関係者一同の支援と協力に感謝の意を示した。

 一方で、警備業界を取り巻く環境について言及。人手不足や労働環境、社会保険未加入問題など、改善を行うべき課題が山積している状態にあると指摘し、「これらの諸問題を真剣かつ真摯に捉え、融和と団結の下、解決に取り組むことが肝要だ」と強調。「協会として、不断の努力を重ねていく所存である」と意気込みを語った。

 来賓を代表して、県警本部生活安全部の戸髙部長、宮崎労働局の福山課長、武井議員が挨拶。戸髙部長は県内の治安情勢や昨今の犯罪事例を説明したのち、「安心・安全な宮崎づくりへ、これまで以上に緊密な連携を図り、治安の維持に努める必要がある」と述べ、生活安全産業としての協会の重要性と更なる躍進に言及した。

 30周年宣言を読み上げた山田隆史副会長は、「安全で安心な暮らしの提供」「業界の社会的・経済的地位向上を図り、県民に信頼される事業の推進」「会員企業と協会の更なる拡充」の3つの誓いを立て、協会活動の取組推進を力強く宣言した。

 記念講演では、 ラジオパーソナリティであり、MRT宮崎放送ラジオ局長を務める川野武文氏が「おしゃべりの科学」と題して講演を行った。式典終了後には会場を移して懇親会を開催。参加者は歓談を通じて親交を深めると共に、宮崎県警備業協会の更なる発展と飛躍に向けて、意を新たにしていた。