国土交通省は、クルーズ旅客の利便性向上や物流機能の効率化に向けた港湾施設整備を支援する「国際クルーズ旅客受入機能高度化事業」で、24港29地区を採択した。旅客上屋の改修や屋根付き通路の整備などに合計8億7100万円(国費)を補助する。
この事業は、クルーズ旅客の利便性や安全性の向上、物流機能の効率化を図る施設整備を計画する地方自治体と民間事業者が支援対象。補助対象経費は、旅客上屋の改修や屋根付き通路の整備、老朽化した倉庫の撤去などで、補助率は3分の1。
九州管内の採択港・地区は次の通り=▽下関港(新港地区)▽博多港(中央ふ頭地区)▽同(箱崎ふ頭地区)▽佐世保港(浦頭地区)▽八代港(外港地区)▽細島港(工業港地区)▽油津港(東地区)▽鹿児島港(中央港区)▽那覇港(新港ふ頭地区)。