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建荷協の後藤支部長ら受賞 安全衛生優良厚労大臣表彰

 厚生労働省は、平成29年度の「安全衛生に係る優良事業場、団体または功労者に対する厚生労働大臣表彰」の受賞者を決定。安全衛生活動の指導的立場にあり、地域、団体、関係事業場の安全衛生水準の向上・発展に多大な貢献をした個人に贈る功績賞に、公益社団法人建設荷役車両安全技術協会宮崎県支部の後藤健治支部長を選んだ。

 災害が起こっていない期間が特に長く、職場のリスクを低減する取り組みが活発に行われているなど、他の模範と認められる優良な事業場や団体を称えるもの。このほか、長年にわたり安全衛生活動の指導的立場にあり、地域、団体または関係事業場の安全衛生水準の向上・発展に多大な貢献をした功労者も対象としている。

 安全衛生水準が特に優秀で、他の模範と認められる事業場に贈る「優良賞」には大成建設関東支店や戸田建設東京支店など9事業場、労働安全衛生に尽力し、安全衛生水準の向上・発展に多大な貢献をした個人に贈る「功労賞」には中明賢二麻布大学名誉教授ら4人を選んだ。優良賞と功労賞の表彰式は7月3日に都内で開く。

 一方、安全衛生に関する水準が優秀で、他の模範になると認められる事業場に贈る「奨励賞」には17事業場、前述の「功績賞」には34人、安全衛生関係の業務に従事し、地域・団体・関係事業場の安全衛生水準の向上に貢献した個人に贈る「安全衛生推進賞」は8人が受賞した。都道府県労働局長から表彰状を伝達する。