▲写真は清掃活動の模様
西米良村の建設業5社と地元小学生による河川清掃ボランティア活動が、5月29日に同村村所の一ツ瀬川流域で行われた。作業には地元建設業5社の従業員と村所小学校の生徒及び教職員ら総勢約100人が参加し、一ツ瀬川周辺の清掃活動に汗を流した。
作業に参加したのは、西米良村内に事務所を構える▽河野建設▽一ツ瀬建設▽佐伯建設▽横山建設▽ユニオン建設―の5社と、西米良村立村所小学校の生徒及び教職員。村所小学校では毎年、学校行事の一環として、建設業者との清掃活動に取り組んでいる。
当日は、参加者が三つの班に分かれて一ツ瀬川流域に落ちているゴミを拾い集め、分別するまでの作業に取り組んだ。参加した生徒は、日頃の遊び場でもある一ツ瀬川を綺麗にしようと、引率する各社職員や教諭の指導の下、協力しながらゴミを拾い集めた。
一方、地元建設業5社は早朝から周辺地域全体の清掃活動に取り組み、午後から行われた生徒達との合同作業を終える頃には、辺りは見違えるように綺麗になっていた。
作業に参加した一ツ瀬建設の中武大治朗氏は、「河川清掃活動は、母校である村所小学校に私が在校していた頃から行われていた。いつも遊んでいた川から色々なゴミが出てきて驚いたのを覚えている」と自身の経験を振り返る。
合わせて、生徒達と共に行った作業内容を振り返り、「活動を継続することで、落ちているゴミの量は減ってきている。そこに暮らす人々とふれあえる清掃活動は、一人ひとりが高い意識を持つことにも繋がる、地域の守り手である我々にとって重要な活動だ」と、その意義を強調した。