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全国7都市で改正版講習会 バリアフリー建築設計標準

 バリアフリー設計のガイドラインである「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」がことし3月に改正されたことを受けて、公益財団法人建築技術教育普及センターは改正版の建築設計標準等を解説する講習会を全国7都市で開催する。

 東京オリンピック・パラリンピックの開催決定や障害者差別解消法の施行などを背景に、国交省は建築物のバリアフリー化を推進する観点から、高齢者及び障害者等に配慮した宿泊施設(一般客室)の設計標準を追加するなど、建築設計標準の改正を行った。

 講習会では、改正に携わった有識者及び国土交通省担当官が改正版の建築設計標準について解説すると共に、最新の高齢者・障害者等の移動等の配慮対策事例を紹介する。

 九州ブロックの開催日は8月17日と8月28日。時間は14時から16時30分まで。会場は福岡商工会議所(福岡市博多区博多駅前2-9-28)。定員は各回32人。受講料は7000円(税込・テキスト代込)とする。

 受講希望者は所定の申込書に必要事項を記入し、振替払込請求書兼受領証を添えて、講習日の1週間前までにFAXで申し込むこと。問い合わせ及び申し込み先は九州支部(電話092-471-6310、FAX092-471-5195)。