宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会は、「第１１回うるおいのある川づくりコンペ」の応募申し込みを６月１２日から開始する。８月２９日に宮崎県企業局県電ホールで提案発表や審査等を行い、優秀な提案を表彰する。
理想とする川や水辺づくりを皆で話しあうことで、「うるおいのある川づくりとは何か」を自由かつ柔軟に探り、知恵や情報を共有して、宮崎のうるおいのある川や水辺の具体的なイメージを共有することがコンペの目的。
様々な水辺を対象に、▽施工事例から得た多自然川づくりの課題▽地域連携や協働による多自然川づくりの実践▽効果的な川づくりのために計画・設計・施工段階で配慮した事例―などを広く募集する。製品や工法等の単なる宣伝は対象としない。
希望者は、大淀川流域ネットワークのホームページからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、６月１２日から７月１９日までの期間内に事務局へ提出する。書類審査等を経て、応募者の中からコンペ本大会の出場者１５者程度を選出する。
８月２９日に開催する本大会では、発表者が持ち時間７分の中で工夫を凝らして自由に発表を行う。学識経験者や河川行政関係者で構成する審査員が、発想や地域との関わり、計画・技術等の視点から評価を行い、入賞者を決定する。
問い合わせ先は、宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会事務局(ＮＰＯ法人大淀川流域ネットワーク内、電話０９８５－７８－２６５５、ＦＡＸ０９８５－４８－８２３３、メールmizube@oyodo-river.org)。