全国建設コンサルタント業協会連合会(全コン連、富田晃弘会長)は8日、国土交通省大臣官房技術審議官の五道仁実氏を講師に迎え、都内で「i―Constructionの最新の動向について」と題した講演会を開いた。
五道氏は「少子高齢化が進み、社会経済情勢も大きく変化している。担い手確保は最重要事項として取り組むべき課題」と指摘した。その上で「生産性を向上させ“休日がある、給料が良い、希望が持てる”の新3Kを提供できる業界に変えていかねばならない。そのための鍵がi―Constructionだ」と述べ、国が進めるトップランナー施策の概要を説明した。
講演会終了後の懇親会には石井啓一国土交通相をはじめ、多数の国会議員と国交省幹部が出席。石井国交相は「皆さんは地域の守り手としてなくてはならない存在。社会の安全・安心の確保を担うという意味では良きパートナーだ」とねぎらい、一層の協力を求めた。