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7月10日にJA・AZMで開催 コンクリ関連技術者研修

 宮崎県生コンクリート工業組合(木田正美理事長)は、来たる7月10日に宮崎市のJA・AZM本館大ホールで平成29年度「コンクリート関連技術者研修会」(技士会CPDS、建築士会CPD認定)を開催する。宮崎県建設業協会や宮崎県土木施工管理技士会、宮崎県建築協会が共催し、国土交通省宮崎河川国道事務所と宮崎県が後援する。

 コンクリートの製造・設計・施工・発注など、各分野における技術者の認識と理解を深めるために毎年開催しているもの。受講対象者は、建設業及び行政関係の技術系職員、生コンクリート関係技術者など250人程度を予定する。

 午前中は、都城工業高等専門学校建築学科の原田志津男教授が「シラスを細骨材に用いた軟練りコンクリートの性状」と題して講演するほか、宮崎県工事検査課の梅ケ谷浩工事検査専門員が公共三部に於ける工事検査について説明を行う。

 午後からは、宮崎河川国道事務所の杉山光徳工事品質管理官が「i-Constructionの取り組み」について、日本労働安全衛生コンサルタント会宮崎支部の原田紘光氏が「労働災害事例及び労働災害防止」について講演。

 このほか、竹本油脂第三事業部営業統括部営業技術グループの小玉淳司氏が「コンクリートのひび割れを低減する混和材量」について、宮崎コンクリート研究所の所長を務める中澤隆雄氏が「マスコンクリートの温度ひびわれ」について説明する。

 開催時間は10時から17時まで。受講料は4000円(共催関係会員は3000円)。受講希望者はホームページからダウンロードできる所定の申込書に必要事項を記入し、6月26日までに事務局へ申し込むこと。

 研修会に関する問い合わせ及び申し込み先は、宮崎県生コンクリート工業組合(電話0985-24-7025、FAX0985-24-7054)。