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3月の大手50社受注、4か月連続の増加 国交省

 国土交通省が行った建設工事受注動態統計調査報告で、大手建設会社50社の3月の受注総額は前年同月比1.1%増の2兆3672億円と4カ月連続で増加した。公共工事は、国の受注が前年同月を大きく下回った影響で5.5%減となったものの、民間工事が2.4%増と前月の減少から再び増加に転じた。

 民間工事の受注総額は2.4%増の1兆5598億円。製造業からの受注が40.5%増の2562億円と大幅に増加した一方、非製造業からの受注が2.8%減の1兆3036億円と減少した。

 公共工事の受注総額は5.5%減の6815億円。国の機関からの受注が27.6%減の3690億円、地方の機関からの受注が48.1%増の3124億円となった。

 海外工事は84.7%増の759億円と2カ月連続で増加した。