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交通法規や品質管理など学ぶ 都城で生コン運搬技能士講習

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▲写真は挨拶する戸高理事長、講習の模様

 都城地区生コンクリート協同組合(戸高望理事長)は5月20日、都城市内で「第16回生コンクリート運搬技能士講習会」を開催した。組合所属企業の従業員が多数参加し、道路交通法や生コンクリートの品質管理、労働安全衛生等について熱心に学んだ。

 戸高理事長は挨拶で、構造物の新設から維持管理に時代が転換する中で、県内の生コン供給量が減少傾向にあることを説明。都城地区に於いては民需が順調に推移していることを指摘し、「この状況を維持していくこが大切だ」と述べた。

 一方で「一般の方は生コン車や運転手を通じて組織及び企業を評価している」と述べ、道路交通法の遵守や交通マナーを徹底することの重要性に言及。「講習の内容を肝に銘じ、生コンの品質確保と安定供給に努めて欲しい」と呼び掛けた。

 講習会では、都城警察署交通課の広田係長が道路交通法について、大淀開発の田中健一氏が品質管理について、都北産業の嘉藤敦氏が労働安全衛生及びマナーについて講演を行い、受講者は内容をメモに取るなどして熱心に聞き入っていた。講習後には運搬技能士試験が行われ、受講者は真剣に試験に取り組んでいた。

 同日にはこのほか、優秀従業員表彰や平成28年度資格取得者表彰も実施。受賞者に対して表彰状が贈られた。