▲写真はトライアルの模様
宮崎県防水業協会(稲田幹男会長)は5月20日、会員の技術力向上や技能検定合格を目的とした平成29年度のトライアルを実施した。前期技能検定合格を目指す若手技術者4人が参加し、受検にあたって注意すべきポイントについて指導を受けた。
開始式で挨拶に立った宮崎県防水業協会の中川喜夫技術・品質委員長は「本日のトライアルを通じてしっかりと勉強し、技能検定に合格できるよう頑張っていただきたい」と参加した若手技術者にエールを贈った。
参加者は、技能検定に関する説明を受けたのち、ウレタンゴム系塗膜防水やアクリルゴム系塗膜防水作業に取り組んだ。熟練講師の指導を受けながら真剣に作業にあたり、本番同様の一連の作業を通じて、時間配分や検定試験の注意点などを確認した。
トライアルを終えた参加者は、「作業の流れを確認することで、これまで自分でも気付いていない事に気付くことができた。トライアルで学んだことを本番の試験に活かしたい」と意気込みを語った。