国土交通省は5月24日、市区町村・民間事業者が連携して行う空き家対策を支援する「先駆的空き家対策モデル事業」の提案募集を開始した。空き家の発生防止や流通促進などをテーマに6月26日まで提案を募る。採択事業は7月中に決定する。
モデル事業では、法務・不動産の専門家と市区町村が取り組む空き家対策を定額で補助する。他事業への展開が期待できる先駆的な事業が支援対象となる。
募集テーマは▽発生防止(高齢化する住宅所有者への情報提供)▽所有者不明(財産管理人制度の活用)▽流通促進(エリア内で重点的に空き家を流通促進)▽情報共有(地域内の空き家対策の情報共有)―など。
問い合わせは、住宅局住宅総合整備課住環境整備室・電話03(5253)8508。