化学繊維用の艶消し材として使用する酸化チタンや電子部品の誘電体材料粉として使用するチタン酸バリウム等の製造を手掛ける富士チタン工業株式会社(大阪市、前田晃男代表取締役)は、クレアパーク延岡工業団地第二工区に工場を建設する。
チタン酸バリウムの生産を行う延岡工場の延床面積は約9800m2。設備投資額は30億円を見込む。29年度に10人、30年度に25人の新規雇用を行う。5月19日に延岡市と立地調印を行い、同日付で宮崎県の立地企業にも認定された。
操業計画によると、ことし9月に着工し、30年10月の完成、31年4月の操業開始を目指すこととしている。