岡﨑組のグループ会社であるひむか商事は、来たる6月30日に宮崎市のJA・AZMで「i-ConstructionとCIMの最新動向、今後の展望と対策」と題したセミナーを開催する(土木CPDS認定講習/6ユニット)。九州建設サポート、MJT、インターウェーブ、岡﨑組が共催する。
建設現場の生産性向上を目的に、国土交通省は▽ICT技術の全面活用▽規格の標準化▽施工時期の平準化―を施策の柱とする「i-Construction」を推進。昨年3月にはICT土工に関する実施方針や3次元データによる基準類等をまとめ、約1年間で直轄事業584件の現場でICT土工を稼働した。
これまでの実績を踏まえ、ことし3月にはこれらの基準類を改訂・新設したほか、ICT舗装工の発注方針などを決定。今年度は浚渫でもICT活用工事を実施すると共に、橋梁事業の全工程にICTを活用するi-Bridgeも試行する。3月にガイドライン案をまとめたCIMも本格導入に移行する。
セミナーでは、工事検査サポートや工事成績アップコンサルティング、リスクアセスメントの導入・運用支援など、様々な工事現場支援を手掛ける鎌田史郎氏を講師に招き、i-Construction及びCIMの現状や課題、今後の展望と対策について、実例を交えながら説明してもらう。
開催日時は6月30日の9時30分から16時まで。場所は宮崎市霧島1丁目のJA・AZM1階小研修室。定員50人。参加費は5400円(税込)。受講希望者は所定の申込書に必要事項を記入し、6月23日までに事務局へ申し込む。開催案内や申込書は岡﨑組のホームページからダウンロードできる。
セミナーに関する問い合わせ及び申し込み先は、ひむか商事セミナー事務局(電話0985-51-5393、FAX0985-54-2217)。