日之影町は平成28年度の町内橋梁点検結果を公表した。点検を実施した40橋のうち▽内の田橋▽中川橋▽楠原橋―の3橋が、構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態である早期措置段階にあることが分かった。
道路法施行規則では、国や自治体等が管理する橋梁(支間2m以上、高架道路)と全てのトンネルに関して、近接目視を基本とする5年に1度の定期点検を義務付け、健全度を4段階で診断し、必要に応じた修繕を行うことを求めている。
平成26年度の法改正に基づき、日之影町は町管理橋梁の定期点検を実施。点検を実施した40橋の中に「緊急に措置を講ずべき状態」にある橋梁は確認されなかったが、「早期に措置を講ずべき状態」にある橋梁が3橋あることが分かった。
早期措置段階の橋梁は、波瀬岩戸線の内の田橋(橋長4m、幅員4m)、中川下鹿川線の中川橋(橋長37m、幅員4m)、中村大菅線の楠原橋(橋長18m、幅員6m)の3橋。点検の結果を踏まえ、今後、計画的な補修に取り組む方針でいる。