▲写真はセミナーの模様
一般社団法人宮崎県警備業協会は5月13日と14日の2日間、宮崎市の宮崎県技能検定センターで「雑踏警備業務2級特別講習事前セミナー」を開催した。講習には県内各地から警備業従事者32人が参加。熟練講師の指導のもと、雑踏警備業務に必要な関係法規や基本動作などを熱心に学んだ。
雑踏警備業務検定は、イベント会場等における事故の発生を警戒・防止する業務を実施するために必要な知識と能力を問うもの。昨年5月に行われた特別講習では、受講者46人中26人(約57%)が合格するなど、大きな成果が形となって現れている。
セミナーの座学では、雑踏業務を適切に遂行するために必要となる法令などについて担当者から説明があった。実技では、3つのグループに分かれて雑踏警備業務に必要となる基本動作やカラーコーンを使った観客誘導について指導がなされ、受講者は指導されたことを体に叩き込むように、一連の動作を確認しながら繰り返していた。