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5月11日に基幹農道楠見地区が全線開通 宮崎県

 宮崎県が年次的に整備を進めていた基幹農道「楠見地区」が5月11日に全線開通した。宮崎市高岡町高浜地区に於ける農業生産物流の合理化や農村地域の生活環境の改善に加え、宮崎ハイテク工業団地へのアクセス道路としての利便性向上も期待される。

 宮崎市高岡町高浜から県道359号線に至る楠見地区の農道整備事業は平成3年度に着手。全長約3.4㎞のうち、16年度までに1期地区及び2期地区(総延長2714m)の整備が完了し、22年度から残る3期地区(653m)の整備を進めていた。

 路線内の主な構造物は、楠見大橋(橋長202m)や中番田橋(同140m)など。1期~3期の総事業費は34億6300万円となった。