建設ネット企画画像 四角 四角

インフラ投資で署名活動を開始 日本青年会議所

 日本青年会議所(青木照護会頭)は5月9日、経済再生に直結するインフラ整備を政府に提言する「全国一斉インフラ投資促進プロジェクト」を開始すると発表した。500万票を目標に署名を募り、リニア中央新幹線や首都圏3環状道路などへの財政出動を政府に訴える。8月に政府に署名を提出し、補正予算の編成などを働き掛ける。

 9日に会見した青木会頭=写真=は「日本がデフレを脱却するためには、年間15兆円を最低3年、合計45兆円のインフラ投資を行う必要がある」と主張。5月中に全国47都道府県の首長に署名活動の協力を要請し、500万票を目標に署名を集める。集まった署名は、石井啓一国交相や安倍晋三首相に提出し、補正予算の編成を訴える考えだ。