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標準見積書、提出工事が7割超える 建専連調査

 建設産業専門団体連合会(建専連、才賀清二郎会長)は、会員団体の所属企業などを対象とする「2016年度社会保険等加入状況に関する調査報告書」をまとめた。調査を開始した12年度と比べると、加入率は健康保険で11.3ポイント、年金保険で5.2ポイント、雇用保険で6.4ポイント上昇。法定福利費を内訳明示した見積書(標準見積書)を提出した工事は全体の74.7%で、前年度から21.5ポイント上昇した。

 調査は建専連の会員35団体に所属する会員企業とその下請け企業を対象に12年度から行っているもの。今回の調査は、16年11月~17年1月に実施したもので、有効回答数は1335件。

 健康保険の加入率は、12年度の85.3%から96.6%に上昇。このうち、社員の加入率が12年度比7.4ポイント増の97.8%であるのに対し、常用や準直用の技能者である「社員以外」の加入率は38.3ポイント増の88.7%と大幅に伸びた。

 年金保険はこの5年で5.2ポイント増の94.3%に上昇。社員が0.4ポイント増の96.4%と微増であるのに対し、社員以外は39.3ポイント増の81%に増加した。雇用保険は6.4ポイント増の85.8%。社員が5.8ポイント増の85.8%、社員以外が17.3ポイント増の47.2%だった。

 回答した企業が標準見積書を提出した工事の割合は全工事の74.7%で、前年度から21.5ポイント改善。15年度と比べると50.6ポイント上昇しており、飛躍的に提出した工事の割合が増えた。元請けによる支払いの状況は、「全額支払われた」が0.2ポイント減の68%と横ばい。「減額して支払われた」は7.3ポイント減の13.5%だった。