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製材工場を増設、天然乾燥場は新設 中国木材

 木材・木製品や木材チップ、構造用乾燥材・集成材の製造を手掛ける中国木材株式会社(堀川保幸代表取締役会長、本社=広島県)は、細島工業団地内の日向工場増設に伴い、3月28日に日向市と立地調印を行ったほか、宮崎県の立地企業に認定された。

 原木の供給増加と輸出拡大を見据え、現工場敷地内に製材工場を増設するとともに、細島4区工業団地内に製材した木材を天日乾燥させる天然乾燥場を新たに設置するもの。このほか、新たなバイオマス発電施設も増設する。

 増設分の建物面積は1万2819m2。ことし5月より順次工事に着手し、バイオマス発電所の増設まで含めて、平成32年11月の完成を目指す。4年間で総額192億円の設備投資を行い、地元高卒者を中心に全体で100人を新規採用する予定でいる。

《企業立地ニュース》