株式会社岡﨑組のグループ会社である株式会社ひむか商事は、宮崎市のＪＡ・ＡＺＭで「コンクリート構造物の耐久性と維持管理に関する基礎知識」と題したセミナーを前後編に分けて開催する。いずれも土木ＣＰＤＳ認定講習(６ユニット)。株式会社九州建設サポート、株式会社ＭＪＴ、株式会社インターウェーブ、株式会社岡﨑組が共催する。
多くのコンクリート構造物が造られた高度経済成長期には、塩害やアルカリ骨材反応は広く認識されていなかったが、時代が進む中でこれらを主因とする早期劣化が各地で問題となり、事故等も発生した。近年のコンクリート構造物には高品質・高耐久性が求められると同時に、現存する構造物の維持管理にも高い技術力が求められている。
今回のセミナーでは、有限会社アイシーエンジニアリングの肥後伸郎代表取締役を講師に招き、前編では高耐久性のコンクリート構造物を造るために必要な基礎知識や劣化の種類とその要因・対策について、後編ではコンクリート構造物を維持管理していくために必要な構造物の調査・診断に関する基礎知識と維持補修について解説する。
開催日は、前編が４月２８日、後編が５月９日。時間は９時３０分から１６時まで。場所は宮崎市霧島１丁目のＪＡ・ＡＺＭ１階小研修室。定員は各回５０人。１人あたりの参加費は、前編が１０００円、後編が５４００円。受講希望者は申込書に必要事項を記入し、事務局へ申し込む。締め切りは、前編が４月２１日、後編が５月２日。
ひむか商事ではこのほか、６月以降に▽ｉ－ＣｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎとＣＩＭ最新動向と今後の展望と対策▽最新ノウハウ満載！創意工夫・社会貢献で工事成績アップ▽コンクリート構造物の劣化と維持・補修に関する知識▽優良工事表彰獲得のための建設マネジメントスキル向上▽工事成績の現状・対策と評点アップ手法の実例―のセミナー開催を予定している。
開催案内や申込書は岡﨑組のホームページからダウンロードできる。セミナーに関する問い合わせ及び申し込み先は、ひむか商事セミナー事務局(電話０９８５－５１－５３９３、ＦＡＸ０９８５－５４－２２１７)。