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長期優良住宅化リフォーム事業 補助申請の受付開始

 国土交通省は4月25日、既存住宅の長寿命化や三世代同居に伴うリフォーム費用を補助する「長期優良住宅化リフォーム推進事業」(事前採択タイプ)の公募を開始した。長期優良住宅の認定を受け、一次エネルギー消費量を20%以上削減した住宅などに1戸当たり上限250万円を補助する。6月2日まで応募を受け付け、7月末に採択事業を決める。

 補助対象には、リフォーム工事前にインスペクションを行ってリフォームの履歴・維持保全計画を作成するとともに、長期優良住宅の認定を受け、一次エネルギー消費量を省エネ基準比20%削減することを求める。また、リフォーム工事や三世代同居対応改修により、劣化対策や耐震性などの性能を向上させた住宅も補助対象になる。

 事前採択タイプでは、事業が具体化する前に複数戸をまとめて提案し、採択を受ける。補助率は3分の1で、上限は1戸当たり250万円(三世代同居対応改修は300万円)。5月18日からは、リフォーム事業者、工務店、買い取り再販事業者に対する説明会を全国9都市で開く。

 事業の募集要項などに関する問い合わせは長期優良住宅化リフォーム推進事業評価室・電話03-5805-0522。