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優先交渉権者に九南を選定 都城市庁舎等省エネ推進事業

 公募型プロポーザル方式で「庁舎等省エネルギー推進事業委託」の請負業者選定作業を進めていた都城市は、参加企業の技術提案やプレゼンテーションの内容を踏まえ、4月11日付で優先交渉権者を株式会社九南(都城市)に決定した。

 低炭素社会づくりの推進に向けて、市が委託しているカーボン・マネジメント調査事業業務の調査データを基に、省エネ機器導入促進効果の高い施設を抽出し、省エネ機器の導入効果の検討や投資効果の検証を踏まえ、省エネ機器への更新を行うもの。

 環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用し、①本庁舎等の空調機器更新②複数施設(本庁舎・高崎総合支所・消防局庁舎等)へのLED照明の導入③BEMS(ビルエネルギー管理システム)の導入―を行う。

 市は、空調及び照明に関して高い技術力や豊富な経験等を有する者を対象に希望者を広く募集。関係部署職員で構成する選定委員会で提案内容を審査し、優先交渉権者を決定した。今後、優先交渉権者との協議を経て、9月頃にも契約を締結する見通し。