建設業労働災害防止協会(建災防、錢高一善会長)は、「建設業の安全衛生に係る発明・考案などの作品」を2017年5月31日まで募集する。北海道立総合体育センター(札幌市)で10月5日に開催する「第54回全国建設業労働災害防止大会」の中で顕彰式を行い、顕彰作品の応募者に賞状と楯、副賞を授与する。
募集するのは、実際に事業場などで活用されている、労働災害防止に効果のある発明・考案や、疲労やストレスを感じることが少ない快適な職場形成に寄与するソフトなど。建設業従事者や建設業の安全衛生関係者などであれば応募できるが、応募する作品の考案者や特許権の有無などが明らかでないものは受け付けない。
建災防のホームページには、応募する際に参考となる16年度の顕彰作品と過去の顕彰作品リストを掲載している。応募用紙もダウンロードできる。
審査は学識者などで構成する審査委員会が行い、顕彰作品が決定次第、応募者本人に通知する。顕彰作品は、建災防の広報誌「建設の安全」とホームページにも掲載する。問い合わせ先は建災防業務部普及室・電話03(3453)8201。