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下水道BIM・CIM、モデル事業で効果検証 国交省

 国土交通省は、下水道事業の図面の3次元化を支援する「下水道BIM/CIMモデル事業」の対象として、「段畑雨水ポンプ場(京都府福知山市)土木・建築工事」」「鶴見川クリーンセンター(東京都町田市)機械・電気設備工事」「浄化センター(山形県寒河江市)機械・電気設備工事」の3件を選んだ。各工事で3次元モデルを作成し、BIM・CIMの効果を検証。ガイドラインや基準類の整備に反映させる。

 ICT活用で下水道事業の生産性を向上させる「i-Gesuido」の一環。段畑雨水ポンプ場と鶴見川クリーンセンターは日本下水道事業団とNJS、山形県寒河江市の浄化センターは日本下水道事業団と日本水工設計が共同で3次元モデルを作成する。

 3次元モデルを作成する際、発注図書作成、入札・契約、現地踏査、施工計画の各工程でBIM/CIM導入の効果を検証。人員・時間・手順・品質などを定量的に把握する。