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女性活躍推進へ意見交わす 日向地区建設業協会女性部

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▲写真は会合の模様

 日向地区建設業協会女性部(岩本和美部長)が主催する「もっと女性が活躍できる建設業」をテーマとした講話会が、3月30日に日向市内で開催された。会合には協会女性部及び協会会員のほか、瀬戸長秀美所長をはじめとする日向土木事務所の職員らが参加し、建設業で女性が働く上での現状や課題について意見を交わした。

 国土交通省と建設業関連団体がまとめた「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」では、官民一体で入職促進や就労継続に取り組み、現場で働く女性を5箇年で倍増させることで、男性も含めた建設業界全体の職場環境改善や意識変化を促し、さらに女性の活躍につなげる好循環を生み出すことを掲げている。

 30日に開かれた会合には、日向土木事務所から瀬戸長所長、西田員敏次長、竹田弘光主幹が出席。竹田主幹は▽男女雇用機会均等法▽女性活用推進法▽建設産業における女性活用のための国の取り組み▽宮崎県における女性技術者雇用の取り組み―など、女性技術者が働きやすい環境整備や週休2日制の導入試行について説明した。

 講演後には、女性が働きやすい環境づくりについて意見を交換。女性専用トイレ等の環境整備費用の負担や仕事と家庭の両立について参加者間で活発な意見が交わされたほか、実際に職場で取り組んでいるサポート体制などについて説明があった。