東諸地区建設業協会青年部(寺田武志部長)と国富町商工会青年部(日髙真由部長)は、2日に県立本庄高等学校で「職業理解講話」を開いた。国富町内に立地する建設業や飲食業等の多種多様な企業が参加し、同校の1年生に地元企業の魅力等をPRした。
建設業界の担い手確保等を視野に、東諸地区建設業協会は同校2年生を対象としたインターンシップの受け入れを実施。また、将来の進路選択に役立ててもらおうと、地元商工会と連携し、1年生を対象とした職業理解講話を継続して開催している。
当日は、講話の発起人である藤元建設の藤元勇貴氏が趣旨などを説明。その後、生徒達は各企業が設置した9つのブースに別れて説明を受け、担当者からその職業に就いた経緯や働く上で必要なこと、地域に貢献する重要性などを学んだ。
「働くということ」をテーマに行われたディスカッションでは、県内就職希望と県外就職希望のグループに分かれて、それぞれの立場から活発に意見を交わした。生徒達は担当者の言葉を熱心にメモを取るなどして、仕事に対する理解と興味を深めた。
講師として参加した東諸地区建設業協会の寺田部長(寺田建設)は、「今時の生徒達の意見を聞くことができる貴重な場となった。今後も活動を継続し、県内就職希望者の増加と建設業界の人材不足解消に繋がれば嬉しい」などと話した。