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登録基幹技能者、主任技術者資格に認定へ 国交省

 国土交通省は、登録基幹技能者を主任技術者資格として認定する方針を決めた。登録基幹技能者として登録している33職種のうち、要件を満たす29職種について、対象専門工事の主任技術者資格とする。

 主任技術者の要件にはこれまでも、解体工事や基礎杭工事などの民間資格を入れている。登録基幹技能者の資格者は5万1660人(16年3月末時点)。要件として、10年以上の実務経験と3年以上の職長経験を求めており、主任技術者の要件もクリアすると認めることにした。

 ただし、職種別にみると、33職種のうち29職種は主任技術者要件を満たすものの、橋梁、トンネル、海上起重、標識・路面表示の4職種は要件を満たしていないと判断。この4職種については、要件を満たすよう、運営団体が規定や運用を変更した時点で主任技術者資格として認定する。