▲写真は挨拶する山﨑会長、情報交換会の模様
一般社団法人宮崎県建設業協会(山﨑司会長)の各地区協会に所属する企業の女性職員等で構成する「(仮称)建設業を支える女性の会」の発会式が9日に開かれた。各地区から企業の経営に携わる女性職員や現場で働く女性技術者など45人が出席し、今後の活動内容などについて意見を交わした。
会の冒頭、挨拶に立った山﨑会長は「昨年に女性活躍推進法が施行され、女性が働きやすい職場づくりが建設業界に於いても大きな柱となっている」と指摘。「女性の立場から建設業界を支え、業界を変革する原動力になって欲しい」と述べ、女性の躍進による業界の更なる発展や女性技術者・技能者の育成に期待を寄せた。
情報交換会では、会の名称や今後の活動内容、次回の会合時期などについて話し合うと共に、女性の視点から見た建設業界の現状などについて活発に意見を交わした。「(仮称)建設業を支える女性の会」は平成29年度から本格的に始動し、次回の会合を早期に開催する予定でいる。
同日には、宮崎県の内田欽也副知事を講師に招き、「女性の活躍推進について」と題して講演が行われた。内田副知事は、保育園の設置や時間短縮勤務等を実施している企業の取組事例を紹介したほか、女性の活躍推進に関する状況が優良な企業に与えられる厚生労働省の「えるぼし認定制度」について解説した。