米良企業グループの株式会社共立電機製作所(米良充典社長、宮崎市高岡町)は去る1月25日、「三高テクノⅢ期工場棟」の完成に伴い完工式を行った。式には関係者ら約60名が参加する中、工場の竣工と施設の全面操業を祝した。
配電盤製造を主力とする同社では、首都圏等での大型案件で高まるニーズにしっかりと対応すべく、月産能力を約1.5倍に増強するⅢ期工場棟を整備。製造ラインであるⅠ期工場棟の西側に連結し一体的な操業を行っていく。また、雇用についても段階的に40人の新規を見込んでおり、全体として300人体制を目指している。
挨拶に立った米良社長は「設計・施工に協力頂いた会社のノウハウが結集して工場が完成した。本県経済の振興と雇用の創出に貢献すべく、今後も社業に邁進し努力していきたい」と述べた。
なお、Ⅲ期工場棟の規模はS造平家建延べ2742m2。設計・施工は新日鉄住金エンジニアリングが担当し、設備工事は三桜電気工業、江坂設備工業が担当した。