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外国人建設就労者、入国2千人の見込み 国交省

 国土交通省の受入事業を利用し、日本に入国する外国人建設就労者が3月末までに2000人を超える見通しだ。1月末までに入国した外国人建設就労者は1286人だが、既に認定された適正監理計画を集計すると、3月末までに入国する外国人建設就労者は約2000人に増える見込みだ。

 1月末時点に認定を受けた適正監理計画は543社が提出した554計画。1月に入国した外国人建設就労者は1286人となった。

 入国した外国人建設就労者の国籍別の内訳をみると▽中国494人▽ベトナム264人▽フィリピン260人▽インドネシア213人―の4カ国。4カ国で全体の9割以上を占める。職種別では、とび(241人)、鉄筋施工(212人)、建築大工(195人)、溶接(178人)、型枠施工(143人)の5職種が多い。

 また、技能実習生が滞在期間を延長する「継続」は166人、帰国した技能実習生の「再入国」は1120人だった。