▲写真は式典の模様、設置されたパーゴラ
県産材の利用促進や県民の憩いの場の創出等を目的に、宮崎県環境森林部は一般社団法人宮崎県建築士事務所協会及び株式会社内田洋行との協働により、関係各課が入居する県庁7号館1階ロビーに展示・休憩スペースを備えたパーゴラを設置した。22日に式典を行い、設置に携わった関係者ら約50人が開設を祝った。
パーゴラの柱や床、机・ベンチには県産材をふんだんに使用。22日から同所で開催されている「県産材活用建築事例パネル展」では、戸建住宅や公共施設に於ける県産材の活用事例のほか、建築士事務所協会の業務概要等も紹介し、四季折々の音楽をBGMに、くつろぎながら展示物を観覧できるスペースとなっている。
22日に開かれた式典では、冒頭に宮崎県環境森林部の大坪篤史部長が挨拶。来賓を代表して宮崎県建築士事務所協会の村社俊弘青年委員長が挨拶した後、内田洋行の新田浩史氏を交えてテープカットが行われ、パーゴラの利用をスタートした。今後も定期的に展示内容を変えながら、継続して活用する方針でいる。
大坪部長は、「当館のロビーを県民の憩いの場として提供すると共に、展示物やパーゴラ自体を通じて県産材の利用促進に繋げるなど、宮崎の良さを広く発信していきたい」などと話した。